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歯磨きの仕方は重要

薬院にある武井歯科医院の院長、武井宣暁(たけいのりあき)です。今回は、「歯磨き」についてお話しさせていただければと思います。

歯周病予防のための歯磨き

当院は歯周病の治療に力を入れています。別に出血もしていないし、歯がしみるわけでもないから歯周病なんて他人事だと思っていませんか。実は、それが大間違いなのです。歯周病は静かに、自覚症状がほとんどないまま進行してしまいます。気がついた時には、歯がぐらぐらする、出血が止まらないといった症状が現れることもあります。もうこのような状態になったら、いくら有能な歯医者でも歯を抜くという選択をせざるを得ないこともあります。そして、一度失った歯は二度と戻ってくることはありません。また、それほど悪化していなくても、歯周病を患っていると口臭がすることがあります。口臭はなかなか自分では気づきませんが、周囲の人にできるだけ不快な思いをさせないようエチケットにも気を配りましょう。

歯の健康を維持し、一本でも多く自分の歯を残すためには歯周病予防や歯医者の定期検診によるチェックやケアが欠かせません。定期検診のために歯医者に行った時に、歯科衛生士や歯科医師が歯磨きの方法を指導することがありますが、ご自宅でも実践していらっしゃいますか。最初は教えてもらった通りにブラッシングしていたけど、忘れてしまったという方も多いのではないでしょうか。歯周病予防のために正しい歯磨きの方法を覚えて、実践することは非常に重要です。毎日正しい方法で歯磨きができるように当院が推奨する歯磨きの方法を教えます。

適切な歯ブラシの選び方

薬院にあるスーパーやドラッグストアの歯ブラシ売り場に行くと、山ほど歯ブラシが並んでいます。機能だけでなく、デザインもいろいろあるので、どれにしようか迷ってしまいます。今回は、歯周病予防のための歯磨きをする時にどんなブラシを選べば良いのか歯医者の視点からご紹介します。

当院でおすすめしているブラッシング法は、バス法という磨き方です。歯磨きには、バス法以外にスクラッピング法などいろいろな磨き方がありますが、当院ではこの方法を推奨していまして、患者様には必ずバス法による歯磨きの仕方を教えています。

バス法では、歯茎と歯の付け根に、歯ブラシを45度の角度であてます。毛先が歯肉の溝や歯周ポケットに入るようにします。残ったブラシで歯の表面を磨きましょう。また、45度の角度を保ったまま、歯ブラシを横に動かします。この時に注意したいのは、歯ブラシを左右にストロークする間隔は2mm程度だということです。あまり大きく歯ブラシを左右に動かしては、きちんと磨くことができません。

歯ブラシで磨くだけでは汚れを取り切れないので、補助的に歯間ブラシやフロスを使って汚れやプラークをかき出すことも大切です。当院ではプラークを染め出す液を使って、目で見てどこに汚れがあるかを確認して頂くようにしております。

武井歯科医院では周辺にお住まいの皆様の歯やお口の健康を願っています。薬院2丁目にある当院に歯周病のことはもちろん、ささいなことでもお気軽にご相談ください。