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歯がグラグラ……重度の歯周病「根分岐部病変」とは?

こんにちは。
 
薬院の武井歯科医院、院長の武井です。
 
 
奥歯がグラグラしているのに気づくと「歯が抜けそう!どうして!?」と慌ててしまいますよね。
 
この場合、原因として奥歯が歯周病になっていることが考えられますし、重度の歯周病である根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)になっている可能性が高いです。
 
ここでは、重度の歯周病を意味する根分岐部病変の説明、そして対処法となる再生療法などについてお話しします。
 
 

根分岐部病変は歯周病とは違うの?

歯周病が重症になると、歯根まで進行し、歯を支えている歯槽骨を溶かします。
 
歯根というのは「歯の根っこ」のことであり、歯には必ずあるものです。
 
噛んだ時に強い力のかかる奥歯には、2~3本の根があります。
 
根分岐部病変とは、2本以上ある歯根の分岐部まで進行した歯周病を意味します。
 
歯根が2本以上ある歯は奥歯に限られますから、根分岐部病変=奥歯が重度の歯周病になることによって起こる病変、とイメージすると分かりやすいですね。
 
 

歯周病が重症化することによるリスク

初期の歯周病には自覚症状がないため、「進行しても大したことない」と思っている方もいるかもしれません。
 
しかし、歯周病が進行して重症化すると歯が抜けてしまいますし、さらには動脈硬化、脳梗塞、心疾患、糖尿病などの全身疾患を引き起こす要因になります。
 
つまり、歯周病の重症化はお口の中はもちろん、全身の健康状態にも悪い影響を与えてしまうのです。
 
 

再生療法について

歯周病が重症化すると歯を支える歯槽骨が溶かされてしまい、これが歯周病で歯がグラつく原因になります。
 
失われた歯槽骨などの歯周組織は自然に再生することはないのですが、治療によって再生を促すことは可能です。
 
エムドゲインと呼ばれる再生療法を行えば、歯槽骨や歯周組織が再生する可能性があり、根分岐部病変が起こるほど重症化した歯周病も治せる可能性があります。
 
 
根分岐部は歯石の除去が難しいため、治療時の清掃なども困難ですが、武井歯科医院では日本歯周病学会 歯周病専門医が治療に当たります。
 
そのため、難易度の高い治療でも患者様は安心して医師に任せることができますし、当院は再生療法であるエムドゲインにも対応しています。
 
重度の歯周病でお悩みの方は、一度、当院にご相談ください。

 

医院名武井歯科医院
所在地〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院2丁目15-10 サンフラワー薬院2F
電話番号092-741-5928
URLhttps://www.takei-dc.com/
診療内容一般歯科・歯周病治療・義歯治療・予防歯科・口腔外科・顎関節症治療・矯正歯科・審美歯科・インプラント・ホワイトニング
説明

福岡県福岡市中央区にある歯科医院、【武井歯科医院】です。

当院ではできる限り削らない、神経を取らない、歯を抜かない「歯をなるべく残す」ことを診療方針としています。
院長は日本歯周病学会 歯周病専門医の資格を持っておりますので、歯の基礎となる歯肉から、歯、そして口腔内全体の健康を考えた質の高い歯科治療を行います。

薬院大通駅より徒歩3分、薬院二丁目停留所より徒歩1分の立地で、駐車場2台完備しております。

夜19:00まで、土曜日も17:00まで診療しており、安心・リラックスして治療をお受けいただける環境や設備を整えております。